今年のパリフォトとパリでの展示遠征はAirbnbにしまして。広角レンズのマジックにより、実際のところ想像よりも狭かったものの、初利用は案外いい経験になって、レビューもいい感じに残したら、英語が話せないホストのマダムがフランス語でその感想を返信してくれたけど、読めない本多です。ボンジュール。

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やっぱりフランス語始めよう、そう思えて「よかった」と思います。
途中までのやりとりは(ご家族に英語できる人がいるらしく)英語だったのに最後の最後だけなんで母国語やねん。。
先日和田裕美さんが手帳のトークサイン会で吉祥寺にいらっしゃるということで、久々に和田節を聞いてきました。陽転思考。

ということで、今年の後半はなんだかんだいろいろありまして、
関係各所でよく聞かれる話のひとつに「TIP(Tokyo Institute of Photography)辞めたんですか?」という質問。

そうですね。
ちょっと諸事情ありまして、関わり方をシフトすることになりました。
辞めたっちゃ辞めたと言えます。
主なところとしては、いろいろ折り合いがつかず・・というところですが、引き続き講座などは受け持ったり、相変わらずPHaT PHOTO写真教室の方は受け持っていますし。「ちょっと度合いが減ったということです」あとは察してください。

11月のパリに行くのもほとんど強行突破的な感じでしたが、その話は改めましてまた追々ということで、
2017年もまだあと数週間ありつつも、2018年の手帳も買ったことですし、来年はもうちょっと手帳の活用も(来年こそは)考えつつ。
今年のはじめに考えていたことってなんだっけかな、、と思いを馳せております。

ホント、1年過ぎるのあっとう間すぎて、
まだ昨日が2015年くらいな感覚です。来年になると東京オリンピックまであと2年とかホントですか?って感じです。
そして37歳とか信じられません。

手帳は未来の羅針盤として

実は毎年一応手帳は買うのですが、イマイチ使えず、けっきょくgoogleカレンダーで十分になってしまうのですが、
改めて和田さんの話を聞いて「手帳との付き合い方・使い方」を思い出したように思います。
去年もそんなことを思っていたな、というのはこの際もう今日の忘年会に置き去ってくるということで、2018年新たな気付きとしてしれっと「いやー、なんでいままで気がつかなかったんだろう!」と涼しい顔をしていこうと思っています。

けっきょくのところgoogleカレンダーは「今現在の確認用」みたいなところが便利なようなところで。
どことなく行き当たりばったりな感触はあるんですよね。これからの予定を入力しても”軽い”というか・・
(基本的にいつも行き当たりばったりで行動しているのでは・・?とか今そんな話をしているわけではありません)
ページをめくったり書き込んだりする物理的な行為そのものを通すのがなんだかんだやはり実感を伴っているように思います。
本来の計画性とはそういうものではないかと。

写真もやはりプリントしてこそ、ですから。
Instagramも改めて仕掛けていきたいところですが、
やはり、プリント現物や実際の展示や、写真集とか。空気感を伴ったり・・手に取れる形・・そういうの大事ですよね。

そんなわけで来年はついに手帳を・・・使い倒していきたいと。

アナログ回帰といえば、フィルムも

手帳に書き込む予定、来年もいろいろありそうですが、
ひとつ紆余曲折ありまして、フィルム撮影の体験講座を実施することになりました。
どちらかというと、フィルムから入っているクチではないのですが、逆にデジタルからはじめてフィルムを体験してきた目線と、
やはりデザイナー思考をベースにしている自分としては色彩をモノクロとして見ていく感覚、みたいなところを一緒に考えていけたらちょっと新しいのではないでしょうか。

なによりも暗室作業楽しいです。
あの仄暗い空間でジワーっと上がってくる感覚。昔「仄暗い水の底から」ってホラー映画ありましたね。ホラーでもなんでもありませんが、でも薬品で像が現れていくアナログさはなにか意図しないものも浮き上がってきそうでゾワゾワっとしますね。
ホントに最初の瞬間って「おお・・・」って声にならない声がでます。

2日に分けた回で、撮影会からフィルムそのものと現像、さらにはプリントも時間内で焼ける現実的な枚数としては何枚でも可能という、割っていくと結構オトクな感じの機会ではないでしょうか。
フィルム写真はやはり奥深く、習うとしたら実際のところ自分よりももっと権威ある先生方はいらっしゃいますが、そんな高いところよりも「まずは・・」という入口的な機会というのが主なテーマですね。なので、ある意味気楽にぜひ、ということで。
でもゆくゆくはPHaT PHOTOにモノクロフィルム愛好会的なコミュニティを作れたらいいなと思いますし、フィルム単焦点クラブとかと連携できたら楽しそうな気がしています。

モノクロフィルム撮影&暗室体験講座

暗室の都合上4名/日という感じです(撮影会実施は合同にやります)
4名という少人数制なので、1人づつ丁寧にレクチャーできると思います。
場所は、撮影を京橋・銀座エリア、暗室を市ヶ谷のカロタイプにて行います。

撮影 1月20日(土)14:0016:30
A日程
2日目:暗室  2月3日(土)9:3012:00
A日程申込はこちら

2日目:暗室  2月4日(日)9:3012:00
B日程申込はこちら

詳細はこちらから
http://tip.or.jp/2017/1647